【豊川市 マンション防水塗装】雨漏り再発ゼロへ!プロが教える改修ポイント

1. はじめに
「防水工事をしたのに、また雨漏りしてしまった…」
そんな経験をお持ちのオーナー様・管理組合の方も多いのではないでしょうか。
実は、雨漏りの再発は決して珍しいことではありません。
原因の特定が不十分なまま、表面だけを補修した工事では、数年後に同じ箇所から水が再び侵入してしまうケースが多くあります。
豊川市でも、築20〜30年のマンション・アパートでは、
屋上・ベランダ・外壁の防水層が限界を迎え、再発相談が増加しています。
この記事では、雨漏りを“止める”だけでなく、“再発させない”ために知っておきたい改修ポイントを、専門業者の視点で詳しくご紹介します。
2. 雨漏り再発の原因は「防水層」だけじゃない?
2-1 原因を1つに決めつけるのは危険
雨漏りは「屋上の防水が切れたから」と単純に考えがちですが、実際には複数の要因が絡んでいることが多いです。
特にマンションの場合、防水層・外壁・サッシ・排水口など、複数箇所から水が侵入する複合的なケースがほとんどです。
2-2 よくある再発の原因
| 原因 | 内容 |
|---|---|
| ① 部分補修のみ | 一部だけ塗り替えても、古い防水層との境目から再び浸水する |
| ② 下地の浮き・膨れ放置 | 下地の内部に湿気が残っていると、膨れや剥がれが再発 |
| ③ 排水ドレンの詰まり | 雨水が溜まり、防水層に常に圧力がかかる |
| ④ 外壁クラックからの浸水 | 防水層以外の箇所(外壁のひび)から侵入しているケース |
| ⑤ 不適切な塗料選定 | 気候や下地に合わない塗料を使うと密着不良・早期劣化 |
再発を防ぐには、「どこから水が入っているか」を正確に突き止めることが最優先です。
3. 再発ゼロを実現するための3つの改修ポイント
3-1 徹底した「現地調査・散水試験」
豊川市のように雨量が多い地域では、目視だけの点検では不十分です。
プロの改修業者は、散水試験や赤外線カメラによる調査を行い、
水の侵入口と流れを正確に把握します。
ポイント:屋上だけでなく、外壁・バルコニー・サッシ周りもセットで確認する。
3-2 「通気緩衝工法」で内部の湿気を逃がす
再発の多くは、防水層の下に残った湿気や水分が原因です。
その対策として、近年は**「通気緩衝工法」**が主流になっています。
この工法では、防水層の下に通気シートを設置し、
内部の湿気を逃がしながらウレタン防水を塗り重ねることで、
膨れ・剥がれ・再浸水を防止します。
- 耐用年数:約13〜15年
- メリット:既存防水層を撤去せず施工できる/湿気を閉じ込めない構造
豊川市の築古マンション改修でも採用実績多数。再発リスクを大幅に低減できます。
3-3 「端部・立ち上がり」の処理を丁寧に
屋上やベランダの“端”の部分、立ち上がりや笠木の下部は、
雨水が溜まりやすく再発の原因になりやすいポイントです。
ここを丁寧に仕上げるために、
- シーリング材の増し打ち
- 補強クロス(ガラス繊維シート)の重ね貼り
- コーキングの二重処理
といった細部仕上げの品質が重要になります。
表面だけ塗る簡易工法では、数年で同じ症状が再発してしまいます。
4. 豊川市でおすすめの防水塗装工法
4-1 ウレタン防水(通気緩衝工法)
豊川市の改修現場で最も採用が多い工法。
密着力が高く、既存防水の上から施工できるため、工期・コスト両面で優れています。
- 耐用年数:約13〜15年
- 費用目安:6,000〜8,000円/㎡
- 特徴:複雑な形状にも対応可能/防水層の再生に最適
4-2 塩ビシート防水
強度と耐候性に優れ、長期維持を重視するマンションにおすすめ。
高反射トップコートを組み合わせることで、20年近くの耐久性を確保できます。
- 耐用年数:約15〜20年
- 費用目安:7,000〜9,000円/㎡
- 特徴:紫外線に強く、メンテナンス頻度が少ない
4-3 FRP防水(ベランダ・バルコニー向け)
硬く丈夫なガラス繊維強化樹脂を使用した工法。
人が歩行するベランダや廊下などに最適で、摩耗や擦れに強いのが特徴です。
- 耐用年数:約12〜15年
- 費用目安:6,000〜9,000円/㎡
5. 雨漏り再発を防ぐ“施工以外”のポイント
5-1 排水ドレン・ルーフドレンの清掃
施工後のメンテナンスを怠ると、防水層が健全でも雨水が溜まりやすくなります。
半年〜1年に一度の清掃で、再発リスクを半減できます。
5-2 トップコートの定期再塗布
防水層を守るトップコートは、5年に一度の再塗布が理想。
紫外線を防ぎ、防水層を長持ちさせる効果があります。
5-3 施工記録を残す
施工箇所や使用材料、点検時期を記録しておくと、
次回の修繕時に効果的なメンテナンスが行えます。
管理組合で共有しておくと安心です。
6. 豊川市での再発防止成功事例
事例1:築30年マンション屋上防水(通気緩衝工法)
以前の塗装後、わずか5年で雨漏りが再発。
赤外線調査で内部結露を確認し、通気緩衝工法+遮熱トップコートを採用。
施工後7年経過しても雨漏りゼロを継続中。
事例2:ベランダFRP防水で再発防止+美観改善
築25年RCマンション。ひび割れ補修後、FRP防水を再施工。
滑り止め仕上げで見た目も明るくなり、入居者満足度が大幅アップ。
事例3:外壁クラック+屋上防水を同時改修
築28年の鉄筋マンション。屋上からの雨漏りに加え、外壁クラックも原因。
同時施工で原因を完全に封じ、雨漏りゼロ・外観も一新。
7. まとめ
防水工事は「塗れば止まる」ものではなく、
原因の特定・適切な工法・丁寧な仕上げの3要素がそろって初めて“再発ゼロ”が実現します。
- 防水層だけでなく外壁・排水も点検する
- 通気緩衝工法で内部湿気を逃がす
- トップコート再塗布・清掃で長期維持
豊川市の気候(高温多湿・豪雨)に合った防水仕様を選ぶことで、
築古マンションでも10年以上の安心と資産価値の維持が可能です。
「もう漏らさない防水改修」を目指して、
確実な診断と丁寧な施工からスタートしましょう。
お問い合わせ情報
マンションアパート大規模修繕ダイレクト 東三河店
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