【豊川市 マンション屋根塗装】遮熱塗装で節電効果！夏の暑さ対策リフォーム
1. はじめに
「屋上が暑くて最上階の部屋が蒸し風呂のよう…」
「冷房を強くしても全然効かない」
そんな悩みを抱えるマンションオーナーや入居者が年々増えています。
特に豊川市のように夏場の気温が高く、日差しが強い地域では、
屋根の温度上昇が建物全体の暑さに直結します。
そこで注目されているのが、“遮熱塗装”による暑さ対策リフォーム。
屋根の表面温度を下げ、室内の快適性を高めると同時に、冷房費の節約にもつながります。
本記事では、豊川市の気候に適した遮熱塗装の仕組みや効果、
施工の流れ、実際の節電データまで詳しく解説します。
2. 豊川市で屋根の暑さが深刻化している理由
2-1 豊川市の気候特性
豊川市は愛知県内でも日照時間が長く、夏場の屋上表面温度は**60〜70℃**に達することがあります。
アスファルトや防水シートが敷かれた屋上は熱を吸収しやすく、
その熱が建物内部に伝わり、最上階の居室温度を上げてしまいます。
室温が2〜3℃上がるだけで、冷房の電力消費量は約15〜25％増加。
築年数の経過とともに断熱性能が低下し、電気代が年々上昇しているマンションも少なくありません。
2-2 屋上の“蓄熱”がもたらす悪影響
屋上が高温になると、次のような問題が起きます。
- 冷房の効きが悪くなり電気代が上がる
- 防水層が熱膨張を繰り返して劣化が早まる
- コンクリートが熱をため込み、夜間も室温が下がりにくい
- 屋上緑化や防水改修の費用が高額化する
つまり、暑さを我慢している間に建物そのものの寿命も縮んでしまうのです。
3. 遮熱塗装とは？仕組みと効果を徹底解説
3-1 遮熱塗装の仕組み
遮熱塗料は、太陽光に含まれる赤外線を反射・放射することで、
屋根の表面温度上昇を抑える機能を持っています。
通常の塗料と異なり、遮熱塗料は特殊なセラミック顔料を配合しており、
熱を吸収せずに反射させるため、屋根全体が「熱をためにくい構造」に変わります。
つまり、“塗る断熱材”のような働きをするのが遮熱塗装の特徴です。
3-2 どれくらい温度が下がるのか？
遮熱塗装を施すことで、屋根表面温度は**最大15〜20℃低下します。
それにより、最上階の室温は2〜5℃**下がり、冷房使用量を抑えることができます。
例：豊川市の5階建てRCマンション（築25年）での測定結果
- 塗装前：屋上温度 68℃、最上階室温 35.2℃
- 塗装後：屋上温度 49℃、最上階室温 31.1℃
実際に冷房使用量が約22％削減され、年間約8万円の電気代節約につながりました。
3-3 塗料の種類と選び方
| 種類 | 特徴 | 耐用年数 | 豊川市におすすめ度 |
|---|---|---|---|
| アクリル系 | 低価格・短期保護向け | 約5年 | ★ |
| シリコン系 | コスパ良・一般住宅向け | 約10年 | ★★★ |
| フッ素系 | 高耐久・紫外線に強い | 約15年 | ★★★★ |
| 無機系 | 超耐候・遮熱効果最大 | 約20年 | ★★★★★ |
豊川市のように紫外線・高温環境が厳しい地域では、
無機またはフッ素系遮熱塗料を選ぶことで長期的な省エネ効果が得られます。
4. 遮熱塗装の施工手順
4-1 【1】劣化診断・下地調整
屋根表面の状態を点検し、ひび割れやサビ、膨れを補修します。
防水層の状態が悪い場合は、塗装の前に防水改修を行います。
4-2 【2】高圧洗浄・下塗り
旧塗膜や汚れを高圧洗浄で除去し、下塗り（プライマー）を施工。
密着性を高め、塗料の剥がれを防ぎます。
4-3 【3】中塗り・上塗り（遮熱塗料）
遮熱塗料を2回に分けて均一に塗布します。
塗料は白・グレー・ライトブルーなどの明色系が最も効果的です。
豊川市では「高反射率型無機遮熱塗料（リファイン1000MF-IR）」が人気。
高耐久＋汚れにくい性能で、長期的なメンテナンス費を削減できます。
4-4 【4】完了検査・保証書発行
塗膜厚さの測定や仕上がりチェックを行い、メーカー保証書を発行。
保証期間は塗料によって異なりますが、10〜15年保証が一般的です。
5. 豊川市での実際の施工事例
事例①：築23年RC造マンション（豊川市諏訪）
- 施工内容：屋上遮熱塗装（無機系）＋トップコート仕上げ
- 費用：約290万円
- 効果：屋上温度－17℃、最上階室温－4℃、電気代年間7万円減
入居者から「夏でもエアコンを弱めにできる」と高評価。
事例②：築20年S造マンション（八幡地区）
- 施工内容：屋根折板塗装（フッ素系遮熱）＋サビ止め処理
- 費用：約180万円
- 効果：屋根温度－15℃、冷房稼働時間30％削減。
事例③：築28年RC造マンション（御津町）
- 施工内容：通気緩衝防水＋遮熱トップコート併用
- 費用：約400万円
- 効果：防水・遮熱ダブル効果で上階の湿度低下、冷暖房効率改善。
6. 遮熱塗装の費用相場とコスパ
| 屋根種類 | 塗料グレード | ㎡単価 | 耐用年数 | 年間電気代削減目安 |
|---|---|---|---|---|
| RC屋上（防水層上） | シリコン系遮熱塗料 | 4,000〜6,000円 | 約10年 | 約5〜8万円 |
| 折板屋根（金属） | フッ素系遮熱塗料 | 5,000〜7,000円 | 約15年 | 約8〜10万円 |
| コンクリート屋上 | 無機系遮熱塗料＋トップ | 6,000〜8,000円 | 約20年 | 約10〜12万円 |
築20年以上のマンションでは、遮熱塗装＋防水改修のセット施工が最もコスパに優れます。
7. 遮熱塗装と相性の良いリフォーム
- 屋上防水改修：遮熱トップで防水層の寿命を延ばす
- 外壁塗装：外壁にも遮熱塗料を使用すると室内温度差が減少
- 窓ガラスフィルム：日射熱をカットしさらに冷房効率アップ
豊川市では「屋上＋外壁＋防水」同時施工で、
足場費用を1回分にまとめ、総費用を約30％削減できた例もあります。
8. まとめ
屋根からの熱を遮ることで、建物はここまで変わります。
- 屋上温度が15〜20℃下がる
- 室内温度が2〜5℃低下し、冷房効率アップ
- 電気代年間5〜10万円削減
- 防水層の寿命も延びる
豊川市のような高温多湿地域では、「遮熱塗装」は単なる塗り替えではなく、
資産価値と快適性を同時に高めるリフォームです。
築20年を超えたマンションこそ、暑さ対策の第一歩として検討する価値があります。
お問い合わせ情報
マンションアパート大規模修繕ダイレクト 東三河店
所在地 〒442-0007 愛知県豊川市大崎町上金居場53番地
電話番号 0533-56-2552
問い合わせ先 info@sanyu-tosou.com
会社ホームページ https://sanyu-tosou.com/
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@team-sanyu
