【豊川市 マンション雨漏り修理】原因不明の雨漏りを徹底解明!調査と対処法

1. はじめに
「何度修理しても雨漏りが止まらない…」
「天井にシミができたのに、原因がわからない…」
マンションの雨漏りで最も厄介なのが、**“原因不明の雨漏り”**です。
一見すると屋上や外壁からの浸水に思えますが、
実際には排水口、配管、サッシ、コーキングなど、複数の要因が重なって発生しているケースがほとんど。
豊川市のように、梅雨や台風の時期に雨風が強く吹きつける地域では、
「特定方向からの風雨」「一時的な集中豪雨」などが影響し、
一度の雨漏りでも原因の特定が難しいことがあります。
この記事では、
・原因不明の雨漏りが起きる理由
・正確に特定するための調査方法
・再発防止につながる修繕ポイント
を、豊川市の実例とともに詳しく解説します。
2. なぜ「原因不明」の雨漏りが起こるのか?
2-1 複数の経路から浸水している
雨漏りは、ひとつの穴やひびから入るとは限りません。
屋上・外壁・サッシ・配管など、複数箇所から同時に浸水しているケースが多くあります。
特にRC造マンションでは、コンクリート内部を水が伝って別の場所に流れ出る「毛細管現象」により、
実際の浸入口と漏れ出す位置がまったく違う場所になることもあります。
つまり、「天井が濡れている=真上が原因」とは限らないのです。
2-2 内部劣化や隠れクラックの見落とし
目に見えないコンクリート内部のひび割れ(クラック)や、
施工時の隙間(ジャンカ)などから、雨水が少しずつ浸入していることもあります。
このようなケースでは、外観上は問題なく見えるため、
通常の目視点検では発見が難しく、再発を繰り返す要因になります。
2-3 防水層やシーリングの“寿命”
築15年以上のマンションでは、防水層やシーリング材の劣化が進行しています。
紫外線や熱膨張の繰り返しにより、見えない細かな亀裂や硬化が発生。
その結果、雨水が浸み込み→乾く→再び侵入を繰り返し、
「時々漏れる」「台風の時だけ漏れる」といった一時的な症状が現れます。
2-4 屋上・外壁以外の原因(意外な盲点)
原因不明の雨漏りの中には、以下のような“見逃しがちな要因”も少なくありません。
- 給排水管の老朽化や結露
- エアコンドレン排水の逆流
- 換気口や照明器具からの浸水
- サッシ下部の水切り不足
実際、豊川市の現場では「換気口からの逆流」が原因だった例もありました。
屋上防水をやり直しても直らない場合、こうした“異常経路”を疑うことが重要です。
3. 原因特定に有効な5つの調査方法
原因不明の雨漏りを突き止めるには、経験とデータに基づいた多角的な調査が欠かせません。
3-1 目視調査(基本確認)
外壁や屋上、防水層の劣化状況を確認します。
ただし、外観上の異常がなくても内部で浸水している場合があるため、
あくまで「初期情報の収集」として行います。
3-2 散水調査(再現テスト)
ホースなどで水をかけ、雨を再現しながら浸入口を特定する方法です。
上層部から順に区画を絞って散水し、室内側の反応を確認します。
豊川市では梅雨明け〜秋の長雨期にかけてこの調査が多く実施されます。
3-3 赤外線カメラ調査(温度差で検知)
赤外線カメラを用い、壁や天井内部に含まれる水分を温度差で可視化します。
乾いている部分と湿っている部分で温度が異なるため、
肉眼では見えない内部浸水の経路を特定できます。
→ 非破壊で精度が高く、特にRC造マンションに最適。
3-4 ドローン診断(高所撮影)
屋上や外壁の上部など、足場が不要なエリアを空撮。
ひび割れ・膨れ・シーリング切れ・笠木の浮きなど、
上空から高精度に確認できます。
豊川市では、近年ドローン診断を組み合わせた「複合調査」が主流になりつつあります。
3-5 内視鏡・スコープ調査
天井裏や壁内の狭い空間にカメラを挿入し、内部の浸水状況を確認。
給排水管・配線経路など“隠れ経路”の水漏れを見つけるのに有効です。
4. 調査後に行う対処法と補修の方向性
原因が特定できたら、症状に応じて適切な修繕方法を選びます。
| 原因 | 対処法 | 費用目安 |
|---|---|---|
| 屋上防水層の劣化 | 通気緩衝ウレタン防水・トップコート更新 | 200〜400万円 |
| 外壁クラック | エポキシ樹脂注入・再塗装 | 20〜80万円 |
| シーリング切れ | 既存撤去+高耐候シーリング充填 | 10〜30万円 |
| サッシ廻り | コーキング・水切り板金追加 | 5〜20万円 |
| 配管・ドレン不良 | 配管交換・ドレン清掃 | 5〜15万円 |
特に複数原因が絡む場合は、「部分補修ではなく包括的な防水改修」を行う方が再発リスクを抑えられます。
5. 豊川市の施工事例紹介
事例①:築25年RC造マンション(諏訪地区)
症状:天井のシミ、雨の翌日に滴下あり
原因:屋上ドレン詰まり+外壁クラックからの浸水
施工内容:ドレン清掃+外壁樹脂補修+トップコート更新
効果:1週間の降雨テストでも再発なし
事例②:築20年S造マンション(八幡地区)
症状:共用廊下天井の雨染み
原因:防水層の浮き+シーリング硬化
施工内容:赤外線診断後に部分防水+全シーリング更新
費用:約180万円
効果:外観リニューアル+再発防止を同時達成
事例③:築30年RC造マンション(御津町)
症状:1階天井から雨漏り、原因が不明
原因:3階バルコニー排水管の経路不良(壁内で破損)
施工内容:内視鏡カメラ調査+配管交換+壁内防水注入
効果:再発ゼロ・施工後1年で完治確認済み
6. 再発を防ぐための3つのポイント
6-1 調査と施工を“別業者”にしない
調査だけを別業者に依頼すると、施工内容の整合が取れず再発リスクが高まります。
原因特定から修繕まで一貫対応できる業者に依頼するのがベストです。
6-2 部分補修よりも“全体診断”を優先
一箇所だけの修繕では、他の経路から再度浸水する可能性があります。
外壁・屋上・バルコニーなど、建物全体の状態を把握しておくことが重要です。
6-3 定期点検を習慣化
豊川市では、**梅雨前と台風前(年2回)**の点検が理想です。
防水層のひびやシーリング硬化を早期に発見すれば、
数十万円規模での修繕に抑えられます。
7. まとめ
原因不明の雨漏りは、“闇雲な修理”では解決できません。
- 目に見えない経路を特定するには専門的な調査が必要
- 豊川市では気候の影響で複合的な雨漏りが多い
- ドローン・赤外線・内視鏡を活用すれば高精度に原因究明可能
- 原因に合わせた工法で再発ゼロを実現
「どこから漏れているのかわからない」
そんな時こそ、経験豊富な調査・防水専門店にご相談ください。
放置せず、**“原因を見える化する調査”**から始めましょう。
お問い合わせ情報
マンションアパート大規模修繕ダイレクト 東三河店
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