【豊川市 マンション屋根塗装】屋上劣化を防ぐ!長寿命化リフォームの全手順

1. はじめに

マンションの屋上は、紫外線・雨風・熱・寒暖差など、建物の中でも最も過酷な環境にさらされています。
特に築20年を過ぎると、防水層や塗膜の劣化が進行し、雨漏り・ひび割れ・断熱性能の低下といったトラブルが頻発します。

「雨漏りが起きてから」修繕するのでは遅く、
劣化を防ぐための屋根塗装リフォームこそが、長寿命化の最大のポイントです。

本記事では、豊川市で実際に行われているマンション屋上リフォームの流れを、
診断から施工・メンテナンスまでの“全手順”として詳しく解説します。


2. 豊川市の気候と屋上劣化の関係

2-1 豊川市の気候特性

豊川市は、夏の平均最高気温が30℃を超え、
梅雨や台風シーズンには年間降雨量が1,600mmを超える地域です。
このため屋上は常に 高温多湿+強い紫外線+雨水の滞留 という厳しい条件にさらされています。

この環境では、防水層の膨れ・塗膜のひび割れ・シーリングの剥がれが加速し、
築20年を超えるマンションでは屋上トラブルの約7割が劣化放置によるものといわれています。


2-2 屋上劣化の主なサイン

次のような症状が見られたら、すでに塗膜や防水層の劣化が始まっています。

  • 防水層の表面にひび割れ・膨れがある
  • 雨のあとに水たまりが残る
  • コンクリート表面に白い粉(白華)が出る
  • 排水ドレン周辺が黒ずんでいる
  • 室内天井にシミが出始めた

これらの初期サインを放置すると、
雨水がコンクリート内部まで浸透し、鉄筋のサビや内部膨張を引き起こします。
それが「爆裂(コンクリートの剥離)」や「漏水」の原因になるのです。


3. 屋上リフォームの基本ステップ

3-1 【ステップ1】現地調査・劣化診断

まず行うのは、屋上表面と防水層の状態を確認する劣化診断です。

専門業者は、以下のような項目をチェックします。

チェック項目内容
防水層のひび割れ膨れ・剥がれの範囲を測定
コンクリートの中性化内部強度・鉄筋腐食を確認
排水経路ドレン・配管の詰まりや勾配を確認
表面温度赤外線サーモで断熱性能を可視化

診断後、現状写真と合わせた報告書+修繕提案書が作成されます。

豊川市では、屋上防水診断を無料で実施する専門業者も増えており、
早期に状態を把握することが費用削減につながります。


3-2 【ステップ2】劣化レベルに応じた工法選定

屋上の状態によって、選ぶ工法は大きく変わります。

劣化レベル主な症状推奨工法耐用年数
軽度表面退色・軽微なひび遮熱トップコート塗装約5年
中度ひび割れ・膨れありウレタン塗膜防水(密着・通気緩衝)約10〜15年
重度漏水・爆裂ありシート防水 or 再防水工事約15〜20年

築25年以上の場合は、塗装だけでなく「防水層の改修」を同時に検討することが望ましいです。


3-3 【ステップ3】下地処理・高圧洗浄

施工前に、屋上全体を高圧洗浄で洗い流します。
汚れ・苔・旧塗膜を除去することで、新しい塗料や防水材の密着性を高めます。

劣化が進んだ箇所は、ケレン(削り)処理+プライマー塗布を行い、
下地を安定させてから塗装工程に移ります。


3-4 【ステップ4】屋上塗装・防水施工

主な屋上防水・塗装工法には以下のような種類があります。

  • ウレタン塗膜防水:継ぎ目のないシームレス施工で、形状を選ばない万能タイプ
  • シート防水(塩ビ・ゴム):耐久性に優れ、改修時に重ね貼りが可能
  • アクリルゴム系防水:軽量で歩行頻度の低い屋上に最適
  • 遮熱塗装(トップコート):屋上表面温度を最大15℃低下させる省エネ仕様

豊川市のような高温多湿地域では、
**「通気緩衝ウレタン防水+遮熱トップコート」**の組み合わせが最も人気です。


3-5 【ステップ5】仕上げ・点検・保証

施工完了後は、職人による自主検査のほか、
赤外線カメラで防水層のムラ・気泡をチェックします。

施工写真・材料証明書・保証書(5〜10年)を添付した完了報告書を提出。
これにより、管理組合や所有者が次回の修繕時期を明確に把握できます。


4. 豊川市での施工事例紹介

事例①:築32年RC造マンション(諏訪地区)

  • 劣化状況:屋上防水のひび割れ・漏水あり
  • 施工内容:通気緩衝ウレタン防水+遮熱トップコート
  • 費用:約280万円
  • 工期:約3週間
  • 効果:防水性能回復+夏季の室温-3℃を実現

入居者から「上階が涼しくなった」との声が多く、退去率が低下。


事例②:築28年S造マンション(豊川市八幡)

  • 劣化状況:屋上シート防水の膨れ・排水詰まり
  • 施工内容:既存防水撤去+新規塩ビシート防水+断熱保護仕上げ
  • 費用:約350万円
  • 効果:断熱性能・防音性能ともに向上。施工後10年経過も劣化なし。

事例③:築40年賃貸マンション(御津町)

  • 劣化状況:コンクリート爆裂・鉄筋露出
  • 施工内容:下地補修+防錆処理+FRP防水+遮熱塗装
  • 費用:約420万円
  • 結果:外観も一新し、賃貸募集時に「改修済み」としてアピールでき家賃5%アップ。

5. 長寿命化を実現する3つのポイント

5-1 定期メンテナンスを5〜7年周期で

防水や塗装は“メンテナンスしてこそ”寿命が延びます。
5〜7年ごとに点検・再塗装を行えば、次の防水改修までの期間を20年以上に延ばせます。


5-2 断熱+防水のセット施工で効果倍増

屋上に遮熱トップコートや断熱材を追加すれば、
建物全体の温度上昇を抑制でき、冷暖房費の削減にもつながります。

豊川市の夏季では、屋上遮熱塗装だけで室内温度が3〜5℃低下するケースも。


5-3 補助金の活用でコストを軽減

2025年度は「子育てグリーン住宅支援事業」など、
省エネ改修を目的とした補助金が利用可能です。
また、豊川市の建築物耐震改修促進事業では、
屋上防水を伴う耐震補強・外壁補修も一部助成対象となります。


6. 屋上塗装の費用相場

工法㎡単価耐用年数特徴
遮熱トップコート2,000〜3,500円約5年軽微な補修に最適
ウレタン防水(密着)4,500〜6,500円約10年コスパ重視
ウレタン防水(通気緩衝)6,000〜8,500円約15年湿気に強く長持ち
シート防水7,000〜10,000円約15〜20年高耐久・改修向き

※豊川市内の30〜40戸規模マンションでは、
屋上全体の改修費用目安は 250〜450万円前後 です。


7. まとめ

屋上の劣化は建物全体の寿命を左右します。
「雨漏りが起きる前に塗り替える」 ことこそ、最も賢い長寿命化対策です。

  • 定期診断で早期発見
  • 防水+遮熱でダブル保護
  • 補助金活用でコスト削減

豊川市の厳しい気候にも耐える“次世代型防水・塗装リフォーム”で、
あなたのマンションを20年先まで安心・快適に守りましょう。


お問い合わせ情報

マンションアパート大規模修繕ダイレクト 東三河店
所在地 〒442-0007 愛知県豊川市大崎町上金居場53番地
電話番号 0533-56-2552
問い合わせ先 info@sanyu-tosou.com
会社ホームページ https://sanyu-tosou.com/
YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@team-sanyu

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